戦艦「大和」を制作する(その4)


 (NEW)

 

[Shade]で制作中の進行状況です。H12.07.22

またまたおなじような画像で恐縮です。砲台長展望塔・空中線支柱・ステップ・梯子などを追加してます。前回制作した照準孔カバーの向かって右側(旋回用)は左側(俯仰用)より若干低くなっています。これは後方の砲台長展望塔の視界を確保するためだとおもいます。ただ「武蔵」の形状は写真では角ばって見えますが「大和」の後部砲塔のそれは、どう見てもRの形状になってみえますので一応R形状にしておきます。ついでに空中線支柱の向きも前部砲塔と後部砲塔とでは異なっているようです。現在作っているのは1番砲塔のつもりです。あとは手が回らなかった手摺関連と後部出入口の制作が残っています。


  

         [Shade]で制作中の進行状況です。H12.07.15

引き続き副砲塔を作っています。上面部と側面壁の隙間にある防熱板はテクスチャでなんとかと思ってやったみたのですが、角度の設定がままならずモタモタいじっているよりも形状で作ってしまった方が早いかなと思い線形状の挿引きでやりました。あとは梯子・空中線支柱・後部出入口・砲台長展望塔などがのこっています。

 

[Shade]で制作中の進行状況です。H12.07.08

2週間ほど、おさぼりになってしまいましたが、副砲塔の制作にかかりました。こちらも主砲塔ほどではありませんが上面の形状が複雑で充分にモデラーを楽しませてくれます(泣) この副砲についても正確な図面が残存してないようなので推察に頼らざるを得ないところが多いようです。背面の出入り口は引き戸になっている写真がありますので、これに関しては主砲塔のようなことはないとおもいます。まだ制作開始まもないので折り紙状態でとても軽いキャシャな感じです。


 

[Shade]で制作中の進行状況です。H12.06.24

今回は問題の2番砲塔部の背面出入り口を考証してみました。右中上の画像は[GAKKEN]さんの「大和型戦艦2」に掲載されている「武蔵」の写真(大和の写真はありませんので武蔵で判断するしかありません)とほぼ同角度で設定してみました。写真のピントがあまく肝心の箇所がボケていて、ほとんど形状がつかめません。他の資料や模型を調べても各自まちまちでどうも詳細不明箇所のようです。最初の判断ではすぐ上の画像(うっかりレンダリングを粗いモードでやってしまいラインが浮いてしまった)のように外開きの扉が開いた状態になっていて入口左に蝶番の突起物が見えているのかと思って作ってみたのですが、壁に傾斜がついている状態でこんな重い扉の開閉には向かない気がします。また閉じる時のステップも見当たらないのでこの方式では無い気がします。のちに他の雑誌に掲載されているコントラストの違う同じ写真を見たらどうみても扉のようなものは写っていませんでした。結局自分の考えでは副砲塔背面と同じような形式の引き戸になっているのではと思います。あと梯子付近をよく見るとクレーンのようなものが写ってみえるので、ひょっとしたら格納式のクレーン(大和のトラック島入港時の写真にはクレーンらしき物が見えません)かもしれません。そうすると出入り口付近左の2ケの大きな突起物は何かということになりますが、このボケ用では判断がつきませんので省略しました。以上まったく個人的な見解で判断したまでで確たる根拠があってのことではありませんのでそこのところはご了承願います。もしこの箇所についての情報やご意見などありましたらメールなり掲示板などでお知らせ頂くと助かります。


 

[Shade]で制作中の進行状況です。H12.06.16

46cm砲塔部の続編です。砲塔後部の円筒状のものは砲台長用観測鏡で中央部ででこぼこしているものは照準演習機起動機です。あと手摺関連や後部ドアの設置・砲身部周辺部・旋回手用照準望遠鏡等の制作が残っています。それとアップしてから気が付いたのですが、レイテ沖海戦の頃の2.3番砲塔には25mm3連装機銃が設置されておらず四角い弾薬筐は不要でした。


 

[Shade]で制作中の進行状況です。H12.06.09

ようやく「大和」の兵装に取り掛かることができました。上の画像は46cm砲塔部です。上面はすっきりとして問題は無いのですが、ややこしいのは側面の形状です。曲面や三角形の平面などが入り組んでいてまたもやモデラ−泣かせの形状となっています。試行錯誤の果てに側面の逆三角形(ノコギリ形状部)の線形状から作り始めました。あとは線形状のコピーや追加・適用の機能を駆使して作っていけばなんとかなりました。三角形や正面の斜面部(砲身の入るところは線形状の穴を設定してます)以外は自由曲面で構成されていて砲身は回転体で作ってあります。一応基礎の部分ができたというところでしょうか。あるべきところに部品が無いとやはり間が抜けてみえますね。


 

[Shade]で制作中の進行状況です。H12.05.27

「高雄」の画像をリニュアルしたおかげで「大和」は約2週間ぶりの更新になってしまいましたが、後部艦橋廻りを中心に制作しています。後部測的所は前部艦橋のものとソックリさんなので流用可能なものはそうしました。基部後方下部の巨大な穴は機械室排気口(フィルタ部は前部艦橋のも含めて後まわしのつもり)でその真上には造水排気口があるのですが、まだ未制作です。左上の画像は「大和」建造中の有名な写真(手元にお持ちの方は見比べて頂くとさらなる発見があるかもしれません)の角度にほぼ近いアングルにセットしてみましたが実艦の射撃指揮所は左方に旋回しているようです。まだしっかりと考察していないので、形状やサイズなど変更の可能性があります。


 

[Shade]で制作中の進行状況です。H12.05.13

今回は後部マストと13号電探を中心に制作しています。根気さえあれば技術的に困難な箇所はありませんでした。マストには梯子(縄?)が架かっているので、一応トリムマップで表現してみました。13号電探は3面のうち片面のみ制作しあと2面は回転コピーを使えばわりと手早くできました。あと後部艦橋が終わればいよいよ兵装関連に取りかかっていきます。


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